活着くん3号!

先日のアロハヨコハマのイベント中に、「接ぎ木用の道具を作ったから持って行くので、見てください!」という連絡をいただいていました。

私のイメージは、よく市販されているクリップみたいなものなのかな〜?
プルメリアは枝が太いからこんな野菜の苗用の接ぎ木クリップじゃ使えないし...


こんな太めのクリップも市販されているから、こんな感じのものを作ったのかな?
と思いながら...。


さて、実物はこれ!!!
要するに、接ぎ木というのは、台木の上に穂木を乗せて動かないように押さえながら、テープでグルグル巻かなければいけないのですが、手は2本。穂木を持ちながら、もう一方の手でテープを巻くのは結構枝が太いプルメリアの作業は大変なのです。このクリップの部分は穂木を動かないように固定させておく役割があります。



そう、こうやって。しっかりと固定。台木は鉢ごと下に置いておいて、高さを合わせて、両手を使ってテープでしっかりと固定させる事ができるようです。

すご〜い!!!

プルメリアの剪定には“V字に切る”とか“斜め切る”などの方法がありますが、今の所私たちの間では『真横に切る』方法が簡単で失敗がない。という結論に達しています。

ところで...なぜ3号なのか?という疑問が残ります。

そもそも、購入した部分はクリップの所のみで、シルバーの部分は楽器のドラムのパーツを使ったというから驚きです。2号には角度が調節できるという特徴がありましたが、真横に切るので角度調節は不要という事になり、台木と穂木の高さ調節が簡単にできる機能を付けたのが3号!

プルメリアの接ぎ木にここまで情熱を注ぐSさん、すごいです!ありがとうございました。
さて、世の中にはどんな接ぎ木専用の道具があるのだろう...?と調べていたら、こんなものを見つけました。


ここまで行くと、大工さんみたいだね。