2014年2月26日水曜日

JL Metallica

何回かご紹介をした事があると思いますが、JL Metallica(メタリカ)はジムリトルナーセリーが品種交配を行い作り出した園芸品種です。JL品種の中で最も紫色に近いプルメリアです。中央の黄色とオレンジ色のカラーも美しい品種です。


まだまだレアで希少なプルメリアですが、良い所がいっぱいあるんです。

変わった色合いの園芸品種ってとても育てるのが大変そう....。って思いますが、実はこのメタリカ、発根が比較的簡単!開花が比較的簡単!花も大輪で、私たち鉢植えで育てる人にとってはうれしい特徴があります。まだ何年も育てている訳ではありませんが、良い感触です。根がちゃんと回っていないものは寒さで数本ダメになったので、冬は比較的あたたかくしておいた方が良さそうです。

農場でもメタリカを増やしています。まだ小さいけれど早速開花。





2014年2月25日火曜日

プルメリアの目覚め!?

今週は少し暖かくなってきた様に感じますね。

プルメリアも枝によっては葉っぱが少し上に向いているように見えて、もしかしたら起きて来たの!?とうれしくなりますが、ここで慌てて水をやったりしてはいけません。

忘れてはダメですよ〜。プルメリアの生育温度は気温15度以上です。今はまだ2月です。根は動いていません。この葉っぱの動きに騙されないように注意しましょう。

葉が上を向いて動き始める時期が一番ワクワクしますね。でも、もうしばらくの辛抱です。


お悔やみを申し上げます。

ブログに書くべきか悩みましたが、書く事にしました。

一昨日「植物は人生です。」がスローガンでもある西村さんがお亡くなりになりました。数時間前までSNS等に書き込みがあったので、あまりの突然の訃報に驚くばかりでした。

熱帯植物のファンの間では博士として全国の園芸ファンと交流がありました。東南アジアのジャングルを毎年園芸仲間と旅していたようです。PUのメンバーにもなってくださっていたので、イベントやミーティングでお会いした事がある方もいると思います。熱帯植物を見る為なら電車や夜行バスに乗ってどこへでも行ってしまうような方です。そのエネルギッシュさとフットワークの軽さに、本当に植物を愛しているんだな〜と毎回驚かされていました。

プルメリアも大好きで、特にプルメリアの原種をコレクションしていました。昨年はPlumeria Sp.チューベキュラータにチャレンジしていましたが、発根が難しいとおっしゃっていました。「プルメリアの原種は、〜ペタラとか、恐竜みたいな名前で覚えにくい...」という無知な私のコメントに丁寧に語源の由来を教えてくれました。学名はラテン語だけれど、その意味が分かると世界共通の名称だから意味が分かるんだ!と思ったものです。

同じ植物を愛する仲間として哀悼の意を表したいと思います。
謹んでお悔やみ申し上げます。

プルメリア・ユニバーシティ

2014年2月22日土曜日

志木フラワー:その2

プルメリアは車で10分くらい離れた温室にあるのでのぞいてから帰る事にしました。

ここ周りは畑で、だだっ広くて好きです。しばらくコーヒーを飲みながら、とても良い気分転換になりました〜。リラックス。



あんなに忙しそうだった球根植物たちの温室でしたが、ここは静か。プルメリア達が身を寄せ合って静かに休眠中。「がんばれ〜!」と声をかけておきました。



注意:身を寄せ合っているのは寒いからではありません。新しい苗木3000本が春になると届いてしまうので、場所が必要だからです(笑)

志木フラワー:その1

怒濤の一週間でぐったりしていた所に、志木フラワーさんから「ちょっとご相談〜」の電話。きっと良い気分転換になると思ったので、週末出かける途中に立ち寄る事にしました。前日夜中の3時まで仕事していたにもかかわらず、ちゃんと朝起きられるなんて、グリーンパワー!

志木フラワーさんは球根植物をメインに育てていますが、温室はフル稼働!


尋常じゃない数のプラスチックのカゴに、なぜかワクワク。



いっぱい並んでいるのを見るだけで元気が出てきました。ヒヤシンスいっぱい!


可愛らしい斑入りのチューリップもいっぱい!


忙しい時期の様で、たくさんの人たちが働いていました。男性はパレットをトラックに積み込んだりして出荷で大忙し。専務の金子さんはみんなを随時インカムで指示を出しながらチームワークで動いているのがすごく良く分かります。贅沢な一人社会科見学です。


ここの温室ではひたすら一人で土入れてる。誰か手伝ってあげて〜。



ちょっと変わった所では、これはユリ科のシラーという植物。


満開になるとボリューム感がありました。寒さにも強いんだって。



打ち合わせは事務所で。植物の本棚見るの好き♪なんか見覚えのある本と封筒が手前に〜!!


とってもキレイなカラーとヒヤシンスをいただいてしまいました。




とっても春を感じた朝でした!







2014年2月19日水曜日

JL Mosaic & Grapette

JL Mosaic(モザイク)はJLナーセリーで誕生した園芸品種。どうやったらこんなプルメリアを生み出す事ができるのでしょう!!!!多彩な色模様の入ったまだらな花弁の色 に目を奪われます。

JL Mosaic

Grapette(グレープ/グラッペ)は枝ぶりも良い濃いピンク色〜赤色のプルメリアです。名前の由来はその香りから!グレープの香りがします。

Grapette

名前の由来はこのグレープソーダのジュース!Grapette Soda



グレープの香りがするプルメリアは他にもあります。Elizabeth Thornton(エリザベス・ソートン)は香りが強く最高に良いプルメリアです。香りの良いプルメリアを紹介した記事は→ こちら




2014年2月17日月曜日

Wild Fire & Angus #3(赤色プルメリア)

今年追加した品種の中から赤色系プルメリアを2品種ご紹介。

Fild Wire(ワイルド・ファイヤー)は先日ご紹介したプルメリアコレクターのBud Guillotさんがプルメリア・ソサエティに登録した品種です。
別名 Herman Shigemura(ハーマン・シゲムラ)。私はまだお会いした事はありませんが、ハワイに住んでいるジムさんの友人でもあります。名前からして日系の方ですね。
 鮮やかな赤色と中央のゴールドが鮮やかです。


Angus #3 (アンガス#3)も濃いピンク色した赤色系プルメリアです。花弁が大きく反り返るように咲いて美しい品種です。


その他、おすすめの赤色プルメリアは
■ Donald Angus Red(ドナルド・アンガス・レッド)→過去の記事はこちらこちら
■ Pops(ポップス)→こちら
■ JL Black Ruby(ブラック・ルビー)→こちら
■ Hilo Beauty (ヒロ・ビューティ)は赤系プルメリアとしては、あまりにも有名だけれど、根付かせるのが本当に大変!美しい花ですが、なぜか発根にとても時間がかかります。→過去の記事

しばらく赤系プルメリア恐怖症の時期があったけれど(赤系=発根難しい)ヒロ・ビューティもちゃんと咲かせる事が出来たし、恐怖心は克服しました。ドナルドアンガスやアンガス#3はそれほど難しくありません。




2014年2月15日土曜日

California Sally

California Sally (aka Belle Vista) カリフォルニア・サリーは省略してCA Sallyと表記される場合もあります。別名ベル・ビスタと呼ばれている場合もあります。このカリフォルニアサリーは大輪で花径10cm以上あります。カリフォルニアの太陽のような元気なピンク色と中央のオレンジ色が混ざり合ったレインボープルメリアです。

プルメリアの収集家として有名なBud Guillot (バッド・ギルオット)さんのコレクションの中でも特に美しいプルメリアです!



 2月の寒さが過ぎれば、少しずつ春に近づいていきます。もう少しの辛抱っ!休眠中のプルメリアもがんばれ!





*お詫びと訂正:申し込みフォームにCA SallyとCalifornia Sally両方の記述がありましたので、California Sallyで統一し、訂正させていただきました。

2014年2月13日木曜日

Moragne #78 #93 #106

Moragne (モラーニ)の78番、93番、106番のご紹介。 大輪白花品種のデイジーウィルコックスと赤花のスコットプラットを掛け合わせてできた品種で、どれも大輪種なのが特徴です。このMoragne(モラーニ)の名前が付いているものは、花も大きい代わりに、枝も太く、枝ぶりも結構大きく生長するのを覚悟してください。
それでも花の大きさはインパクトが大きく、とっても、とっても美しいのです!!!








2014年2月10日月曜日

JL Golden Pagoda & Purple Rain

今年リストに追加した品種を引き続きご紹介いたします。

Golden Pagoda(ゴールデン・パゴダ)はプルメリアにはめずらしいほぼ円形に近い丸い花弁を持っています。ゴールドの色と花弁の裏側の赤色が強いコントラストでとてもエキゾチックな印象です。香りは甘くマイルド。

Golden Pagoda
Golden Pagoda


Purple Rain(パープル・レイン)はラベンダーカラーのプルメリア。花径は7.5cm程度。香りは甘くマイルド。時期の問題かも知れませんが、少し根付けるのが難しかった印象。

Purple Rain
Purple Rain

追加した品種をご紹介しているので、なんだかちょっとマニアックな方向性に偏っている様な気もしますが。。。プルメリアをはじめて育てる方はぜひこちらのギャラリーのページを参考にしてみてください。ベーシックなプルメリアもちゃんとあります!




2014年2月7日金曜日

HPにPlumeria Galleryを追加しました

本格的な雪が降っていますね。ご近所の美容師さんからプルメリアの香りのシャンプーとリンスをいただきました!美容室専売品って書いてあったのでお店で販売しているものかも知れません。夏の間プルメリアに水をやったり、植え付けしたりしているのを見ているので、このパッケージを見て私を思い出してくれたようです。ありがとうございます。
こんな寒い日は、暖かいお風呂が良さそうですね。



ホームページにプルメリアの写真を掲載したギャラリーのページを追加いたしました。ホームページをリニューアルしてからしばらくの間、品種の写真のページがなかったのでようやく作成。まだありそうですが、データが見つかり次第随時追加していくようにいたします。



ギャラリーに加えStudyページに参考資料となる文献等をリンクしました。Plumeria in Hawai'i というハワイ大のリチャード・クリリー教授がまとめた資料が品種を知る参考になると思います。PDFデータで閲覧できるようになっています。






Family named Plumeria

こちらは昨年追加2品種を発表して、家族全員の名前が付いたプルメリアが揃ったJL Nursery交配種のプルメリア。どれもとてもユニークで特別な品種です。

ナーセリーのロゴに使用されている花は家族6名の名前が付いた品種とジムリトルの記念すべき最初の交配種である「Pink Pansy」を追加した7色=レインボーのプルメリアを配したものとなっています。Pink Pansyは比較的コンパクト種で育てやすいのでオススメです。これから紹介するファミリープルメリアは私も育てた事がないので、未知の世界!



JL Doricはお母さんドリック・リトル。ピンクのようなオレンジのような複雑で深い色合いがあります。花持ちも良いです。

JL Doric

JL Sandyはジムの息子クラークのお嫁さん、サンディ・リトル。この可愛らしいお花はピンクパンジーと同じ親を持つ(同じ種から育てた)ピンクパンジーの兄弟種です。花弁も厚く大好きなプルメリアです。いつか育てたいあこがれのプルメリア♪ピンクパンジーの兄弟ならそれほど育てるのは難しくないはず。

JL Sandy

JL Daneはジムの孫息子デーン・リトル。花弁に入ったスジや花弁がくるりと回り込んだ色が赤色に見える所など、とても特徴があり美しいプルメリアです。

JL Dane

JL Allisonはジムの孫娘アリソン・リトル。昨年PUメンバーの方がこの品種を育てて咲かせて、JL Allisonをイベントに持ってきてくれました。

JL Allison

JL Clark's Waveはジムさんの息子クラーク・リトルの名前にちなんだプルメリア。この品種が出来た時には「自分の思ったプルメリアがようやく出来た!」と思ったほど、嬉しかったそうです。大きい花弁に、肉厚の花弁、プルメリアの甘い香りと、ウェーブした花弁。

JL Clark's Wave

ショアブレイクといって波打ち際の一瞬の自然を撮るアーティストです。普通の人だったら骨折してしまいそうなパワーのあるノースショアの波がオフィスです。波のパワーの弱い場所を熟知していて、どこに居れば危なくないか知っているんだと思います。撮ってる瞬間もどっちに逃げようか考えているって言っていました。(私は足首くらいの波でも体ごと持って行かれ、なかなか波から逃げ出せず溺れそうになります...)

(c) Clark Little


JL Brock's Waveはビッグウェーブサーファーの息子ブロック・リトルの名前にちなんだプルメリア。去年名前を付けたもので、まだ親木も1本しかありません。ものすごく大きなレインボープルメリアです。ものすごく大きな波に乗るブロックにピッタリです。

JL Brock's Wave

エディ・アイカウというビッグウェーブのサーフィンの大会で今までにない大きな波に乗ってヒーローになった1990年の大会。先日ハワイに居た時に大きな波が来ていて、ニュースにもなっていて皆が大騒ぎしている時に「今日、波すごく大きかったね!」とブロックに言ったら「そんなに大きくなかったよ。」と言われて「う〜ん、聞く人間違えた」と思った。この写真を見れば....そりゃそうだ。波が大きすぎて人がちっちゃい。

Udi Yeud

黄色い大きな花が特徴のプルメリア Udi Yeud(ウディ・ユウ)は中東のプルメリアコレクターからJLナーセリーに託されたレアなプルメリアです。花径が大きいのに加え、開花期が長く優れた品種です。


私は数ある色の中で何色のプルメリアが好きかと問われれば、多分イエロープルメリアが好きだと答えます。今まで紹介してきたイエロープルメリアはこちら。

2014年2月6日木曜日

MAKINO

MAKINO 牧野富太郎生誕150年記念出版
の書籍が発売されました。まだ買っていないけれど、読んでみたいです。

牧野富太郎(1862-1957)は日本の植物学者で、近代植物分類学の権威です。牧野富太郎自叙伝(講談社学術文庫)を読んであまりの奔放さと情熱に驚き、高知県の牧野植物園で見た研究の標本や観察記録などがあまりにも精密すぎて、さらにファンになりました!


高知新聞社 編
ISBN978-4-8326-0979-2
A5判 237頁(カラー口絵8頁+本文229頁)
定価:本体2,200円+税


以下出版社図書目録より:

牧野富太郎。小学校中退、独学孤高の植物学者。日本の植物分類学の礎をきずく。収集した植物標本は約40万点にも及び、およそ1500種類の植物を命名した。それら植物の学名には「Makino」の名前が記されている。今も世界中の植物学者の中で「Makino」の名を知らぬものはいない・・・(本文より)
牧野富太郎生誕150年を記念した「高知新聞」連載記事に大幅加筆、明治・大正・昭和を生きた偉人の実像に迫る。

2012年11月14日から翌年5月27日にかけて高知新聞紙上に連載された「淋しいひまもない―生誕150年牧野富太郎を歩く」に大幅に加筆、「ゆかりの花めぐり」や「全国踏査マップ」、「イラスト年譜」など高知県立牧野植物園制作の新企画も追加した。
本書は社会部記者が、牧野富太郎ゆかりの地を旅し、関係図書を読み解くことにより、その鋭い視点で、21世紀の今だからこそ見える“愛すべき巨人・牧野富太郎”の実像に迫った1冊である。新聞連載では掲載されなかった「牧野日本植物図鑑」の原画や牧野が採集した「標本」、そのほか貴重な資料の写真の数々も掲載されている。


プルメリアについては、こちらの本をおすすめします!!!
Jim Little著の Growing PLUMERIAS in Hawai'i and around the worldです。英語ですが JL品種の写真が多く掲載されているので参考になります。【ジムリトルのサイン入り】




2014年2月5日水曜日

Bleeding Heart

今年追加した品種もご紹介していきます。
Bleeding Heart(ブリーディング・ハート)はノースショアで発見されたプルメリア。花弁の大きさは比較的小ぶりですが、中央の濃いオレンジ色からイエローのグラデーションが珍しく、白い花弁を引き立てています。

ミツバチがいるよ!!!

枝は少しほっそりとしています。友人が発根に失敗したので私もトライ。発根に時間がかかりそうだったので小さめのポットで育て、昨年成功しています。

Bleeding Heart

品種の写真は今後も随時ご紹介していきますが、過去にインスタグラムで紹介した画像も参考にしてみてください。>>こちら





2014年2月4日火曜日

JL Show Off(新品種)

SHOW OFFとは思わず「あのお花すごいShow Off!してるね!」と農場で、”元気に目立って咲いている”様子に対して出た言葉です。ショウオフとはそんな思わず放った言葉が品種名になりました。

こちらも新品種で世界に先駆けて、新たにリリースする品種となります。ミディアムサイズの花で、甘いプルメリアの香りもあります。一番の特徴はとにかく花弁が皮みたいに分厚いんです!摘んだ後も長持ちします。くっきりした色合いも美しく際立っています。

これを耳に飾ったらあまりにしっかりとした花なので、造花に間違われてしまいそうです(笑)