Heidiとハイジさん

Heidi


久しぶりのワイキキです。




「ハワイの景観を守る会」という非営利団体の年1回のミーティングに誘われて行って来ました。Landscape Architecture(景観環境設造園家)の人が主に参加していて、その他には公園を管理しているマネージャー、樹木医、園芸家なども参加していました。菌によって急速に数を減らしている「オヒアレフア」の木を守る活動などもしている団体です。



色んな人を紹介されましたが、一番会えて嬉しかったのはHeidi(ハイジ)さん。黄色いころんとした花弁がかわいい、プルメリアのハイジという品種名はこの女性の名前からつけられたものです。園芸家でもあるハイジさん。多くの熱帯植物に関する記事を雑誌や新聞に書いています。プルメリアが大好きなハイジさんは、プルメリアに関する記事も多く書いているので、私も記事で読んで知っていましたが、本人にお会いしたのはこれが初めてです。



たくさんのレイを持っきていて、参加したメンバーに配っていました。彼女自身もたくさんのお花で飾っていて、植物が大好きなんだ!という事が一目で分かります。




ミーティングでは、アロハタワーが(ホノルルに建つ灯台で、歴史ある建物)の改修工事の時の環境設計に携わった人の話や、ヤシの木をシンボルとして効果的に植えた事、ハワイ州は全部駐車場にしようとした所をハワイの景観美を損なわないよう、公園の部分を増やす要望に12年間もの長い間訴訟していた事など、ハワイの景観に関わる歴史について話しを聞くことができました。




ハイジのお花はHEIDI GOLD、別名KOKOHEAD YELLOWの名前の通り、オアフ島のココクレーター植物園でも見る事ができます。小さめの花ですが、花弁に厚みがあり、ハクレイ(頭の花冠)に使用すると、とても映えます。

Heidi

このミーティングに参加していた景観デザイナーの方達の会話が、「***通りの***の木がね〜」と話すだけで、「はいはい、あれね〜!」と、会話が通じているのが面白かったです。